現代社会に生きる患者さんの中には、
呼吸の浅い人が多いです。
しかし本人は気づいていません。
「え?私、別に普通に呼吸してますけど?」
そんな感じで、何年も「これが普通」
だと思い込んで過ごしてきています。
でも実際は、
正常な呼吸量に全然足りていない。
そんなケースが多いのです。
(実はあなたもそうかもしれません…)
例えば食物がなければ餓死するように、
呼吸が止まれば窒息死します。
こうした極端な事態は、
誰もが理解できますよね。
食事に関しては体型や空腹感などで
体への影響がまだ分かりやすいですが、、
呼吸に至っては
明らかな鼻詰まりでも起こらない限り、
呼吸不足に気づかない場合が多いです。
無意識のうちに浅くなり
それが自然だと感じてしまいます。
特に近年は、その傾向が多いです。
それは…
・生活の中で息を止めて
集中しなければならないことが多い
(パソコンやスマホなどの凝視など)
・姿勢が猫背になり呼吸に必要な筋肉が弱くなる。
・複雑な人間関係の中で、
我慢をすることが多い
(人は我慢すると、呼吸が浅くなり息を詰めます)
・頭部内にうつ熱状態が起こり、
鼻の粘膜が熱を帯び、
鼻呼吸が出来にくくなっている人が多い
まだまだ、列挙するとたくさんありますが、
このように、自覚することなく起こっている
呼吸不足は非常に多いです。
例えば慢性的な頭痛に悩むAさん。
このAさんの頭痛の原因が、
もし呼吸不足だとしたら、、、
その対処として、
「呼吸を正常に戻すこと」です。
このように、
現代社会では”呼吸不足”が
原因になっているパターンも多いです。
ただこれは、
よくあるパターンの中のうち、
あくまで1つ。序の口の段階です。
他にも様々な原因がありますし、
現代社会特有のものもあります。
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